2009年01月26日

歌舞伎座さよなら公演 壽初春大歌舞伎 昼の部

16日に親父と夜の部を観に行ったばかりの壽初春大歌舞伎。

ですがやっぱり昼の部の演目も気になる。特に最後の玉三郎演じる「鷺娘」だけはぜひ観たいと思ってました。

今月の歌舞伎座は昼の部の人気が圧倒的で,Webで調べてもすでに満席ばかり,あきらめかけていたところで,チケットWeb松竹にアクセスしてみると,なんと23日が空いてるではありませんか! それも1等席の前から8列目の真ん中あたり。こりゃ取るしかないと思ってすぐにゲットしたのは言うまでもありません。

もちろん今回は彼氏Eくんと一緒です。


23日当日。前日から不意に仕事が忙しくなり,朝病院へ顔を出す羽目に。最低限の指示出しだけをして,電車に飛び乗る。遅れる旨をEくんにメールするも,携帯料金滞納したらしく止められてる…(;´∀`) 地下鉄を乗り継いで銀座駅に着いたのは10時51分。
あきらめて三越の地下でお弁当を買って,歌舞伎座へ。ようやくEくんと合流し,席に着いたときにはすでに一幕目が始まっていました。


一幕目は「祝初春式三番叟」
お正月などのおめでたいときに舞われる舞踏で,富十郎丈ほかの出演でです。
今年傘寿の富十郎丈だけあって,「翁」に必要とされるおごそかさはさすが。ただ,動きが少ない分,片足を上げた姿勢が長いと,体が震えてしまっているのが見えてしまいます。舞台が近いと「アラ」も見えてしまうんですよね。むしろ梅玉の三番叟や菊之助の千歳の方が良かったなぁ。


二幕目は「俊寛」
幸四郎の得意とする演目で,何年かぶりに観ました。個人的に歌舞伎俳優としての幸四郎はあまり好きではないのですが,この演目の俊寛は確かに俊寛の葛藤を良く表現できていると思います。
今回は瀬尾役の彦三郎丈がいきなり台詞をど忘れしちゃうハプニングもありました。
やっぱり,この幕でも丹左右衛門尉基康役の梅玉丈が光りましたね。


昼食休憩を挟んで三幕目は「十六夜清心」
心中かと思いきや,互いに助かってしまう遊女十六夜と所化清心。その後ひょんなことから悪の道へ転落する清心の心の変化が見物で,いかにも幕末に書かれた脚本という感じです。河竹黙阿弥らしく,七五調の名台詞も健在です。
さすがに菊五郎丈,江戸の世話物はとても安定した演技です。時蔵丈の十六夜もなかなかよかったですね。でも客席からの拍手が一番大きかったのが,俳諧師白蓮を演じる吉右衛門丈。やっぱり女性には吉右衛門が人気なんですよね。
求女役は時蔵丈の息子,梅枝くんが演じていました。いまの若い子らしく,線が細く,舞台映えという意味ではまだまだかも。でも個人的には好みだったりw

歌舞伎を本格的に観始めて日が浅いEくんには,序幕の十六夜と清心のやりとりが退屈だったようです。たしかに歌舞伎のペースって独特だし,今回は清元の浄瑠璃がまた良い意味で眠りを誘う名調子だったし。


四幕目。いよいよ「鷺娘」
玉三郎の踊りは何度も観ていますが,意外にも鷺娘は初めてなんです。
序盤から見せる,道ならぬ恋をした鷺の精の心の切なさ,そしてはかなさをみごとに演じています。さすが大和屋の兄さん(姉さん?),演出共々とてもしっとりかつ美しく魅せてくれました。長唄も良かったなぁ。
Eくんも昨年の七月大歌舞伎以来の玉三郎の舞台ですが,「すごいねぇ」と感嘆しておりました。


残すところあと2日しかありませんが,時間のある方はぜひ「鷺娘」だけでもご覧あれ。


来月は昼の部では玉三郎と菊之助の「二人道成寺」,夜の部では「勧進帳」が吉右衛門の弁慶で上演されます。どちらも観たいので,両方行くことにしました。



う〜ん,今年は歌舞伎座通いが増えそうです…。



banner_03.gif ゲイのブログ検索サイト - ゲイログ ←どちらもclickお願いしますm(__)m


posted by うぱっぴ at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味:歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/113170722
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
クリックしていただけるとうれしいです→banner2.gif
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。