2009年01月18日

歌舞伎座さよなら公演 壽初春大歌舞伎 夜の部

16日金曜日。親父とふたりで歌舞伎座さよなら公演 壽初春大歌舞伎 夜の部を観てきました。

歌舞伎座の建て替えが決まり,今月から1年4か月にわたり,さよなら公演と銘打っての公演が行われます。その最初を飾るのが壽初春大歌舞伎です。昼夜ともに豪華配役で「さよなら公演」の始まり,そして新年の舞台にふさわしい演目が揃っています。


今回の夜の部は「壽曾我対面」「春興鏡獅子」「鰯賣戀曳網」の三幕。

まずは一幕目「壽曾我対面」
曾我五郎を吉右衛門,十郎を菊五郎,工藤祐経を幸四郎が勤めます。その他,芝雀,魁春,菊之助,染五郎,松緑などの豪華な配役で,いかにもお正月らしい顔ぶれです。

話そのものは曾我兄弟が親の敵の工藤祐経に出会う場面で,おめでたいとは言いがたい内容ですが,歌舞伎らしい「様式美」にあふれる舞台です。

荒くれ者の弟曾我五郎を演じる吉右衛門,分別のある兄十郎を演じる菊五郎はベテランらしい味わいを見せていましたが,幸四郎の工藤祐経はう〜ん…なんか舞台で大きさを感じないんですよねぇ…。むしろ息子の染五郎の方が今後が期待できそう。


二幕目「春興鏡獅子」
最近では勘三郎の十八番とも言える演目です。ご本人曰く,演じるのは17回目とか。
何度観ても当代の勘三郎の鏡獅子は素晴らしいです。特に獅子の精に姿を変えてからの踊りには見入ってしまいます。

今回胡蝶の精は片岡孝太郎の息子,片岡千之助と中村松江の息子,中村玉太郎が演じています。どちらも平成12年生まれですが,千之助は早生まれなので,学年ではお兄ちゃんになります。やはり年上のためか,千之助の方が踊りが上手。玉太郎は後半ちょっと疲れちゃったかな…。
そういえば,学校の同窓生らしき子供たちもこの幕だけは観に来ていました。その様子を見て親父曰く「昔のおまえみたいだな」って…。連れてきたのはあなたたちでしょうに。


この幕間でお食事。いつもながら吉兆でお弁当をいただきました。お正月はいつもお屠蘇が振る舞われます。内容もお正月らしく,黒豆や田作りなどが並び,ご飯も栗おこわとなります。お正月気分でおいしくいただきました。


三幕目「鰯賣戀曳網」
三島由紀夫による,いわゆる「三島歌舞伎」ですが,ある意味三島らしからぬ,楽しいお芝居になっています。平成17年の「十八代目勘三郎襲名披露」以来です。もちろん前回も観てますよ。
こういうコメディタッチの舞台は当代勘三郎の得意とするところで,実に生き生きと演じてる雰囲気が伝わってきます。玉三郎も「お姫様役」の凛とした雰囲気と違い,傾城と言いつつもちょっとくだけたところも見せつつ,もとお姫様だった気高さをよく表現しています。


観ていてとっても楽しい気分になれた夜の部でした。


大人気の「昼の部」もラッキーにもチケットをゲットできました。今度の金曜日,Eくんと一緒に行ってきます。

菊五郎の「十六夜清心」や玉三郎の「鷺娘」…とっても楽しみです。





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posted by うぱっぴ at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味:歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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